22日に亡くなられた小林麻央さんに関するテレビ報道がやっと下火になって来た
敢えてもう一度書いておきたい
マスコミの報道の多くは「彼女の生き方やブログは同じガンと戦う人々に勇気を与えた」との論調だった。無論その通りだと思う
私はもう一つの視点から見ていた
彼女が死の二日前までブログを更新する気力を維持できたのは、海老蔵氏と二人の子供が傍にいてくれたからだと思う
癌や抗がん剤にあれだけ体力を奪われながらも、死の恐怖に抗して冷静に自身の心境を発信し続けられたのは、自らの意志で創った家族が常に身近にいる安心感ではなかっただろうかと思う
近年家族を持つことの意義に一部疑いが生じているようにも見える
「結婚はコスパが悪い」との雑誌の特集記事もあった
家族を持つことの大きな意義の一つは誰にも必ず訪れる死を出来るだけ安全に迎えるためのようにと私は常々考えている
古来、人々が疑うことなく盲目的に結婚を選んできた本質的理由がここにあるように思うのだが。如何だろうか?