老人社会の足音

最近補聴器の広告が増えて来た

有力なメガネ屋チェーン店でも補聴器を扱い始めている

今朝は新聞折り込みの広告に「補聴器体験会のご案内」が入っていた

テレビでは拡大メガネの宣伝がしょっちゅう流れている

堺市の広報誌には老人施設と葬儀場の宣伝が溢れている

どれもこれも近い将来私に必要になるものばかり(笑)

愈々老人社会の到来が目に見えるようになりつつある

新生児は減り続け、老人は増え続ける

どのような観点から見ても社会保障水準の維持は無理だろうと思う

最低限の自己防衛はしなければ!

 

 

始まった戸建て建築

昨年11月に解体が終わった更地

愈々今週から新築の工事が始まった

私ならば中古住宅を補強修繕して住むだろうと思う

まだまだ住める建物が売買価格ゼロと言う慣行はどう考えてもおかしい

勿体ない

以前住んでいた方は駅前のマンションに引越された

雑草刈り等の手間が大変と思われたのだろうか?

今度は40代と思しき若いご家族のようで

コミュニティーの若返りに良い世代交代である点は喜ばしい

良いことと受け止めよう!

 

多言語表示は必須

先週末のお見合い引き合わせの際に見たCoCo壱番屋の店外メニュー表

日本語に加えて英語、中国語、韓国語の表示もあった

11時半にも拘らず外人旅行者らしき客で満席状態だった

近くのラーメン屋さでは変わらず日本語のメニューのみ

お店の中はガラガラ

もはや多言語表示は必須の時代なのだろう!

統計不正 日本人の良さが失われているのでは?

賃金統計に始まった不正が他の統計にも拡がっている

今朝の新聞では138種類の統計で不適切な処理があったとのこと

昨年は官民の不正が噴出した

森友学園の土地に関する財務省の不明瞭な対応

組織トップの財務次官のセクハラ事件と辞任

加計学園獣医学部新設問題に関する文科省の不明瞭対応

神戸製鋼、三菱マテリアル等々のデータ偽装

日大アメフト部、日本ボクシング連盟のパワハラやガバナンス不全

日本人の特質と言われた誠実さ、勤勉さ、互助の精神のようなものが広範囲に失われているように見える

昭和末期のバブル時に見られた金銭至上主義が始まりだろうか?

加えてバブル崩壊後長く続いた景気低迷期の人員削減、コストカットでどの組織でも時間的ゆとりが失われかつての仕事に手が回らなくなったのだろう

私のテーマの結婚支援でも人の世話を焼く文化が極めて希薄になったように思われる

私達はもう一度「人の絆」「社会の絆」を取り返さなくては

共助の考え方が薄れ過ぎた社会は色々なセーフティーネットが消失し、幸福感が低下するように思う

大したことは出来ないが、手の届くことくらいはやらなければ!

痛ましい!

又小さな女の子が殺された

父親による虐待の挙句だ

学校によるアンケートには本人の自筆で「暴力を受けている。先生どうにかなりませんか?」とある

小さいながら自我が芽生えていたことが伺える

誰にも見せないから安心してと言って欠かせたアンケートにも拘らず父親の要請に応えて渡してしまったという

学校側は虐待の事実を充分把握できていたはずだ

何ということだろうか?

どうにでも止めることが出来たケースだろう

もはや人災と言っても過言でないと思う

このニュースを聞いた3日前から気になって仕方がない

本当に胸が痛む

学校関係者には猛省して欲しい!

友あり、遠方より来たる

来週の水曜日岡山から旧知の友人が私のサロンを見学に来たいとの連絡があった

40歳で京都の銀行支店で働いていた頃の25歳若手社員だった

30歳になる頃親戚の会社を承継するために早期退職し岡山へ移住

数年前にミナミの「丸十」で酒を酌み交わしたが、立派な経営者になっておられた

今回は私の社会事業を一度見ておきたいとのこと

本業の製造業に加えて、老健施設の経営にも乗り出しており

更なる多角化の一環として検討するのかも知れない

久し振りに経営観、社会観の交換をしたい

一緒に働いた時期から45年経ってもまだ交流が続く

既にひとかどの経営者ではあるが、更なる大成を期待したい!

天牛書店 最後の領収書

昨日は相談所事業の今月の会計処理をした

エビデンス類の中に破産した天牛堺書店の領収書が5件あった

毎月東洋経済、エコノミスト等の経済雑誌を購入していた

駅近にもう一件書店があるが経済雑誌については十分な品揃えがない

事務所のある中モズ駅前では昨年ツタヤ書店が閉店しており、今回改札近くの天牛も無くなった

あれほど乗降客の多い駅前広場に一件の書店もない

昼過ぎに銀行に行った際にもう一度お店を見に行ったら、既に本類の搬出作業が始まっていた

破産管財人の指示で在庫を確保している様子だった

経営事情を知らない従業員の方々は破産前夜の閉店後に知らされたのだろうか?

突然収入を失ったことから住宅ローンなどのある人は深刻だろう

時代変化とはいえ、長年馴染んだ店の消滅は複雑な気持ちにさせられる

さようなら「麗しの天牛書店」

永年の活字中毒人生を潤してくれて有難う!

悲しい アマゾンエフェクト 天牛書店

昨日、仕事からの帰路に光明池駅前の本屋に立ち寄ろうとしたら

シャッターが下りていて、「破産のお知らせ」の張り紙があった

民事再生でなく破産と言うことは生き残りの目処が全くつかなかったのだろう

40年以上前に堺市内で働いていた頃から馴染んでいた「天牛書店」

若者の本離れに加えてアマゾンの影響が出たのであろう

我が身を振り返れば、今朝もアマゾンで5冊の本を注文した

ネットがなかった頃はこの本屋に行って注文していたはずだ

私のような老人でも今回の破産の引き金を引いていたのか?

中百舌鳥の駅前にも小さな店舗があったと思う

どこに本社がある会社なのか知らないが、従業員全員が一夜にして仕事、収入を失ったことと思う

何か悲しい、時代変化は殊の外凄まじい!