平親子 幸せの形は様々

昨年亡くなった名優 平幹二朗氏 のご子息で同じく俳優の 平岳大氏 が新聞紙上で父とのことを語っておられた

彼が小学4年の時に両親は離婚した。その後彼は米国NYの名門コロンビア大学大学院に進み会社勤務を経て、27歳で舞台「鹿鳴館」でデビュー

岳大氏が一緒に妹を尋ねた折に幹二朗氏が孫を抱きながら「君たち(岳大氏と妹)にはこんなことをしてあげられなかった。許してくれるか?」と言った

岳大氏も妹も「家庭の為に何かを我慢して平凡な俳優になるより、自分の道を突き進んでくれて正解でしたよ」と言ったら、涙ぐんでいたとのこと。「帰り道、背負っていた重荷を降ろしたような、晴れ晴れとした表情だったのが忘れられません」

そして翌日息を引き取り、波乱と充実の人生を終えられたとのこと

離婚や親への反発の時期はあったものの親子の愛情や尊敬の念は普通の家庭以上に濃密かも知れない

不安はあってもやはり結婚や子供を持つことは良いことと、改めて思わされる記事だった