ドルコスト平均法 一般的な個人投資家の方々へ

2017年09月 ドルコスト平均法の考証

格別に財務諸表に関する知識のない投資家の方達に

何が現実的な投資法だろうかと永年考えて来た

結論として「個別銘柄への投資は無理があり、危険」

極めて単純だが毎月一定額を購入する「ドルコスト平均法」が誰にも出来るBest wayではないかとの結論に落ち着いてきた

如何だろうか?

長期株式投資が王道 名著「株式投資」Stock for the long run

日々多忙な若い働く人たちに最適の投資手法を模索している

良い投資信託を選び、毎月一定額を購入、出来れば急落時に追加購入をする

私が勝手に命名している「修正ドルコスト平均法」が良いと思うのだが

念の為にペンシルバニア大学ウォートンスクール教授ジェレミー・シーゲルの名著「株式投資」を読み直して、更に意を強くした

彼は20年以上を長期と規定し、どの時点で買っても株式投資はプラスになると言う

そして長期で見れば株式投資は国債よりも金よりも遥かにパフォーマンスが良いと説く

納得!納得!

投資研究会の風景

一昨日の投資研究会の風景

約16年続き参加者も多士済々

損保会社で数千億の資金運用に携わった人、公認会計士、燃焼技術の専門家等々

投資は5年10年15年の時間軸を意識して行えば勝てる確率が上がるもの

良い銘柄を見出せば年月の経過と共に配当利回りも上がる可能性は大

投資は長期であることが絶対の条件と考える

重要文化財建造物の中で定例の投資研究会

昨日は8月の定例勉強会

国の重文「日本綿業倶楽部」の部屋を借りて

地下鉄本町から至近の備後町

戦火にも耐えて残った建物で、外観のみならず内装も重厚な落ち着きがある

食事はフレンチでワイン

研究会では長期投資事例を引き合いに「短期売買は厳禁」「長期の時間軸を意識した投資を」等々

少しだけ贅沢感のある夕食会だった!

売るべきか?自動車関連

10年を超えて保有するデンソーの株式の件で悩んでいる

2004年、2009年の2回に分けて買った300株

平均コスト2239円 平均保有期間約10年 過去の平均配当利回り4% 足元の配当利回り約6%弱

受取り済み配当累計約40%相当 

時価約5300円 含み益135%  利益合計約175%

トヨタ、ホンダ、日産等全ての自動車及び関連株の上値が重い

①米テスラの急成長に見るようにEV化でエンジン技術が不要になる

②自動運転でグーグル等異業種が主役、トヨタ他が脇役になる可能性

③ライドシェア、カーシェアで自動車販売数にブレーキがかかるかも知れない

投資の勉強を始めた頃に恐る恐る買った銘柄であり未練もある

どうしたものか?

何故上がらない日本の株価

2017年4月~6月 第一四半期の決算短信発表がほぼ終了

売上高 7.5%増 純利益 33.2%増 と素晴らしい結果

昨日10日の日経平均株価終値は 19729.74円

Per 13.96倍 は明らかに割安

まだ第一四半期終了時点であり年間業績の上方修正社数は安川、トヨタ他僅か

日本株が買えない理由

1、円高リスク 相場膠着の後は円安ポジションの巻き戻しの円買いドル売りが考えられる

2、米朝の緊張再燃 偶発的な戦端開始の確率はゼロではない

今月の米韓合同軍事訓練期間中は更に緊張は高まるだろう

3、日本の政治不安定化 安倍一強時代は終わったように見える

規制緩和、経済政策、消費税等への対応不安

だろうか?

下げ局面があるならば割安株への投資を増やしたい!

大女優 ジャンヌ・モローが逝った

フランスを代表する大女優ジャンヌ・モローが亡くなった 89歳

個性的な演技で有名だったが年齢を重ねるにつれて気品と重みを兼ね備えていったように思う

優れた女優で会っただけでな近年は仏映画界の重鎮でもあった

カンヌのような有名な映画祭でも重い役割を果たしていたように記憶する

次はカトリーヌ・ドヌーブがこの役割を担って行くのだと思う

昼顔でデビューして約50年、同じく個性と気品、美貌、知性を備えている

何故かフランスはこういう女優を生む国だ

 

法善寺投資研究会

私的な投資研究会の一つが133回目となり13年目に入った

もう一つの淀屋橋投資研究会は8月で満16年になる

法善寺の寿司の老舗「丸十南店」の2階で若者たちと始めた毎月一回の勉強会が何時の間にか13年目に突入

心斎橋の居酒屋「かつら亭」で開いた昨夜はお試しの参加女性が二人

過去の「さわかみ投信」の事例を取り上げた

2005年11月から2014年7月の終了まで約9年

毎月積み立てで+急落時追加購入で終了時残高が950万円、平均投資残高425万円

売却益302万円 投資利回り 約71%

若い世代にお薦めできる投資法だと思い資料を手渡しした

参加者の実践の参考になればと願う

やっと始まるひふみ投信 積み立て型

9月の口座振替から始まる積み立て型投信

株価下落時には追加購入を行うことを前提で始める

前回はさわかみ投信で実験して、平均投資残高比 +70%程度 のパフォーマンスを得た

若い世代が用意すべき自分年金の手本を示すことが出来れば嬉しい

元気で生きているならば最低10年以上続けたい!

重税国家?ハイパーインフレーション?

先週の新聞記事に「歳出5年連続青天井」とあった

消費税の引き上げは既に延期され

2019年予定の引き上げもどうなるか分からない

国家の債務は先進国でも突出して高い、そして毎年増え続けている

積りに積もった国の債務を返すのはこれからの世代だろう

減り続ける人口で増え続ける債務を返さざるを得ない

一人あたりの税金、社会保険料は上がり続けるしかない

重税国家の道を歩む我が国の次世代は本当に気の毒だ

別の道を選ぶならばハイパー・インフレーションか債務不履行か?

金融知識のない一般の国民は購買力で見た資産価値を失わざるを得ない

くだらないことに議論のエネルギーを割き、危機にある財政には政治家の誰も責任を負わない光景が拡がる

ツケは必ず払わされる日が来る!