沈みゆくスルガの株価 失われた時価総額3000億円

春先からウォッチしているスルガ銀行の株価が更に下がっている

先週末には700円台まで沈んだ

シェアハウスへの過剰融資問題が発覚し、現場の行員のみならず

部門担当の取締役迄もが積極関与していたことが分かってきた

先週は新たに行員が取引先の定期預金を無断解約して流用したとの事件も発覚した

賞与も昇格も全ては成績次第との人事政策が根本因だ

30年前のバブル時に全国の銀行で多発した事案と全くよく似ている

デジャブー(=既視感)を覚える

株価下落で失われた時価総額は約3000億円

機関投資家、個人投資家の失った資産価値は膨大だ

事件の概要が判明すれば確実に株主訴訟が起こる

創業家を含む経営陣の責任は免れないだろう

本当に残念な事件だ

投稿者: マリアージュサロン三和

1949年 熊本県 玉名市 生まれ 玉名高校 長崎大学 卒 旧三和銀行 大阪、シンガポール、ニューヨーク、京都、パリ勤務 ゴルフ場社長 上場企業 独立取締役 兼 監査役 その他2社顧問