勘違い S女史の著書

先週末飲み仲間、投資仲間のK医師と飲んだ際の話

結婚の是非について議論するうちに、彼の方から「独身生活も良いと有名なS女史が本に書いていた」との話があった

彼はS女史が当然独身で生きていると思っていた

私が「彼女はパートナー男性と一緒に都心で恵まれた暮らしをしている」と言うと「えっ!」と驚いていた

恵まれた家庭で育ち、有力大学を卒業、職業にも恵まれ常に脚光を浴びる人生だったと誰もが知る有名な80代女性だ

近年の著書は多くの人にこのような誤解を生んでいることと思う

家族を持つ恵まれた人が「家族を持つことへの憧れは捨てよ」「孤高の人生は素晴らしい」と言われても腑に落ちないと思うのだが

普通の人生を送る単身の人には老後の健康や収入不安があるのが一般的だと思う

支え合う家族を求めるのが普通だろう

今回の新著も新聞で大々的な広告を打てばかなりの部数が売れることと思うが

同時に相当の勘違いや幻想を社会に撒き散らすだろう

私には気になる!

失敗の投資 早過ぎてもダメ

2年前に投資したCW社

一人の人物が二つの仕事を持つ時代が来るとの予測から「テンバガー」候補として取得

1200円近辺で投資したのだがその後は下がる一方で、暫くは「凍死」状態の500円~900円円レベルで長期に亘り低迷

この春になってやっと浮上し1400円台に上昇してきた

ソフトバンク、丸紅等々の大手企業が続々と副業解禁を発表

それにつれて投資資金が流入し始めたように見える

反省

1、投資は時代に先んじて早過ぎてもダメ

2、しっかりした「分割買い」が出来ていれば平均コストは大幅に下げられたのに、焦りに負けた投資行動だった

3、追加して「Buy on dips=押し目買い」が出来るだろうか?

こんなことではいつまでたっても大した投資家になれそうもない

15年も続けていながらまだこんな失敗、心から情けない(笑)

ようやく落ち着いて来た野菜の価格

昨秋からこの冬まで野菜価格が異様に高かった

昨年夏以後の台風とこの冬の異常低温が原因と分かってはいるが

鍋料理の定番白菜が平年の3倍~5倍、レタスに至っては7倍もあった

その他の野菜類も殆どが異常な価格だった

子供のいる家庭では本当にやりくりが大変だったと思う

女性会員のお見合い組成に当たっては相手の収入を重視する

このような価格高騰が頻発する社会情勢下では結婚後の所帯年収は意思決定の最重要ファクターだ

お見合いの良さは男性の年収が分かっていることと改めて思う

 

一般人とは感覚のズレ?

時折テレビで拝見する80代古参ジャーナリストのS女史が新しい本を出版された

前回は「家族という病」今回は「極上の孤独」とのタイトル

この年齢にして有力大卒、華麗なキャリア

更に東京都心の一等地にパートナーと一緒に暮らしておられる

これまでの活動で十分な蓄え、年金、今現在も普通以上の収入があるだろう

家族を持ち、普通以上に収入に恵まれている人が「家族という病」「極上の孤独」と言われても???

年金で生活は成り立つだろうか?などと考える普通の老人や

単身で老後を迎えざるを得ず、寂しさや収入面の不安に苛まれる人々から見れば

これらの本は全く感覚がズレているとしか思えないと思うのは私だけだろうか?

単に出版社の営業政策に乗せられているのではないかと思う

そろそろ筆をおかれては如何だろうか、私はもう読まない

改めて 「結婚は優れて老後の金銭問題」

先日読んだ「やってはいけない老後対策」から

厚生労働省発表の「平成27年度厚生年金、国民年金事業の概要」によると

夫婦二人のモデルケースで需給年金月額は 約22万円

厚生年金の一人当たり実際受給月額は 約15万円→これは生涯平均年収500万円程度の人の受給額だ

15万円から健康保険料、介護保険料を差し引くと手取りは12万円~13万円

この水準は生活保護受給の生活水準と同程度であり、少し重い病気になれば生活は破たんするだろう

やはり二人で蓄え、二人で受け取る年金がなければ安心な生活を送ることは出来そうにない

改めて結婚は優れて老後の金銭問題と訴えたい

豊穣の日々

昨夜は大学、会社の後輩K氏と一杯

43年前に彼の入社面接をした立場でもある

昨年65歳になり勤務先を定年退職、現在は気軽な嘱託で働いている

多少の曲折はあったようだが兎に角無事の定年を祝った

現在これといって特にしたいことはないとのことだった

3年早く年金年齢を迎えた私からは次のことを伝えた

時間のゆとりが十分にある

やりたくない仕事であれば辞めても良い自由、即ち心のゆとりも十分ある

老後ではなく、真面目に働き続けた結果やっと迎えた豊穣の日々と考えたい

やりたいことが何かを突き詰めてやるべきことを是非やって欲しい

何れは来る死の時を互いに後悔の無いように迎えたいもの

又もや飲み過ぎご帰宅とあいなった(笑)

 

白桃の花

毎年4月の後半に咲く白桃がもう満開になっている

近隣の桜はほぼ散ってしまった

私の「猫の額農園」でも今年は10日から2週間早く季節が進んでいる

白桃は開花から散華までの期間が桜より長い

もう数日は楽しめそうだ

嬉しい!