先日も書いたが、今朝は日産自動車の社長が辞任と報じられている
情けないことに取締役会に迫られた結果のようだ
前会長のカルロス・ゴーン氏の金銭疑惑追及の急先鋒だった現社長が自身でも不正受給を行った可能性が指摘されている
魚同様、組織も頭から腐るようだ
この会社はルノーによる救済出資以前にも不自然なことが色々と報じられていた
労働組合のボスが経営に介入
彼は豪華なヨットを保有し、愛人のホステスもいる等々
経営陣は組合の懐柔にエネルギーを割き、経営に注力できない等々
私の若い頃日本の自動車会社ではトヨタ、日産が圧倒的双璧だった
若者があこがれる車は トヨタのクラウン VS 日産のセドリック
超高級車は センチュリー VS プレジデント だった
トヨタはその後レクサスを誕生させ、ハイブリッド技術でも圧倒的地位を築いた
トヨタでは不祥事をほとんど聞かないのに、日産では折々に起こる
大組織の文化というのは一度根付くとなかなか変わらないものなのだろう
日産はいよいよフランス企業の子会社になるのだろうか?