パワーゲーム 株式市場は極めて冷ややか

史上初の米朝首脳会談が実現した

このコラムでも幾度か書いたが、稀に見るパワーゲームだった

これを非核化の扉が開かれたと見るか、北朝鮮が再び時間稼ぎの可能性を得たと見るか?

「検証可能で不可逆的」の文言はstatementから完全に欠落した

「何時までに、どのようなプロセスで」のロードマップもなかった

これから始まる実務者会談で詰めることとの説明ではあるが

少なくともNY株式市場には何の昂揚感もなく極めて冷ややかだった

確かに大山は鳴動したが、果たして何が出るのだろう?

私も期待はしたいが前向きの評価はとても出来ない

北朝鮮の核の脅威は格段に高まっているにも拘わらず

2005年の合意に比べれば大幅に後退した感は否めない

次のプロセスが軍事オプションでなければ良いのだが?

核兵器を用いた衝突のないことを祈りたい!

投稿者: マリアージュサロン三和

1949年 熊本県 玉名市 生まれ 玉名高校 長崎大学 卒 旧三和銀行 大阪、シンガポール、ニューヨーク、京都、パリ勤務 ゴルフ場社長 上場企業 独立取締役 兼 監査役 その他2社顧問