「かぼちゃの家」破綻とスルガ銀行 株主の視点では???

シェアハウス運営会社スマートデイズ社の破綻と個人投資家の債務不履行、自己破産で始まったこのニュース

徐々にスルガ銀行の関与や決算に焦点が移り「スルガ銀行大幅損失、数百億円規模か?」などの記事に変わってきた

元々銀行で働いていたこともあり、この件には最初から事件性を感じていた

未だ記事にはなっていないのだが、株主の観点から見ると又別の景色が見えて来る

事件が露見する前の株価は2500円前後、5月2日の終値が1500円程度

時価総額は5700億円程度から→現在3500億円と約2200億円が失われた

個人投資家、機関投資家、外人投資家の夫々は総計で巨額の資産を滅失させたことになる

3月決算の企業であり6月に行われるであろう株主総会で経営者はどう説明するのだろうか?

「かぼちゃの家」に関する融資の大半をこの銀行が実行している

単なる善管注意義務の欠如程度では済まないだろう

株主は明らかに経営管理の不首尾と受け止めていると私は思う

頭取の責任論が出るものと予想されるが、どう対応するのだろう?

これまでは大垣共立銀行などと並び、独特の経営を展開する優れた地銀と市場で見做されては来たが?

投稿者: マリアージュサロン三和

1949年 熊本県 玉名市 生まれ 玉名高校 長崎大学 卒 旧三和銀行 大阪、シンガポール、ニューヨーク、京都、パリ勤務 ゴルフ場社長 上場企業 独立取締役 兼 監査役 その他2社顧問