銀行破綻?とりつけ?

米欧による経済制裁でロシアの銀行が決済システムSWIFTから締め出し を食いそうだ

更に、米欧によるロシア中銀の預かり外貨凍結も決まったようだ

これらが引き金となり足元でロシア通貨ルーブルの一層の下落を呼んでいる

欧州にある露銀の現地法人、支店ではルーブルの引き出しが集中するものと思われる

ルーブルで預金を持つ人々は我先に引きだしてドルやユーロに代えるだろう

場合によってはロシア国内でも同様の行為が起こる可能性はあると思う

国内外で集中的且つ広範囲に起こればとりつけになり銀行業務が停止または破綻する

ルーブル安がハイパーインフレを呼び、広く国民の財産を目減りさせれば戦争を起こした政府への反感はロシア国内全土に拡がる可能性がある

外貨を抑えられればロシア中銀はドル売り・ルーブル買い、ユーロ売り・ルーブル買いの市場介入が出来ずルーブル安が止められない可能性がある

海外からの必需品輸入停止やルーブル安に起因するインフレが昂進すれば政権崩壊にもつながりかねない

今回の暴挙ははプーチン大統領自身がその地位を失うきっかけにもなるのではないだろうか?

独裁、強権政治の終わりの始まりになるのだろうか?

201509060952

投稿者: マリアージュサロン三和

1949年 熊本県 玉名市 生まれ 玉名高校 長崎大学 卒 旧三和銀行 大阪、シンガポール、ニューヨーク、京都、パリ勤務 ゴルフ場社長 上場企業 独立取締役 兼 監査役 その他2社顧問