老舗の退場?

東芝の非上場化が確定した

TOB完了後は当然のことながら株式市場からは退場となる

兎に角迷走の連続だった

事の発端は実力社長と言われたN氏の指揮による粉飾決算だったと記憶する

その後米国で買収した原発関連企業の不振が追い打ちをかけた

已む無くアクティビストをも対象とせざるを得ない増資を行った

その後は当然のことながらアクティビスト達の様々な要求に振り回され経営は迷走を極めた

結局政府も関与するTOBとなりアクティビスト達にそれなりの利益を供与しての退場となる

やはり経営者の責任は重い

同様に経営者の誤判断の事例が相次いでいる

今朝の新聞にも損保大手4社のカルテル的な動きが報じられている

こちらも大小の経営責任は免れないだろう

魚は頭から腐ると言う言葉がある

経営者の登用には手腕のみならず人格や見識を判断材料に加えるべきと思うこの頃だ

201509060952

投稿者: マリアージュサロン三和

1949年 熊本県 玉名市 生まれ 玉名高校 長崎大学 卒 旧三和銀行 大阪、シンガポール、ニューヨーク、京都、パリ勤務 ゴルフ場社長 上場企業 独立取締役 兼 監査役 その他2社顧問