先週末飲み仲間、投資仲間のK医師と飲んだ際の話
結婚の是非について議論するうちに、彼の方から「独身生活も良いと有名なS女史が本に書いていた」との話があった
彼はS女史が当然独身で生きていると思っていた
私が「彼女はパートナー男性と一緒に都心で恵まれた暮らしをしている」と言うと「えっ!」と驚いていた
恵まれた家庭で育ち、有力大学を卒業、職業にも恵まれ常に脚光を浴びる人生だったと誰もが知る有名な80代女性だ
近年の著書は多くの人にこのような誤解を生んでいることと思う
家族を持つ恵まれた人が「家族を持つことへの憧れは捨てよ」「孤高の人生は素晴らしい」と言われても腑に落ちないと思うのだが
普通の人生を送る単身の人には老後の健康や収入不安があるのが一般的だと思う
支え合う家族を求めるのが普通だろう
今回の新著も新聞で大々的な広告を打てばかなりの部数が売れることと思うが
同時に相当の勘違いや幻想を社会に撒き散らすだろう
私には気になる!