一橋大学の名誉教授でかつての税制調査会会長の石 弘光氏
新聞記事にステージ4bで最悪レベルのすい臓がんに罹患したことを書いておられる
80歳目前の氏と夫人は全く動揺しなかったとのこと
「晩年は脳や心臓が弱り、認知症も待っているかもしれない」
「頭脳明晰なまま、がんで死を迎えるのも悪くない選択だと私どもは考えている」
実に立派な受け止め方だと承りたい
私も同様の考え方を持っている
最も避けたいのは認知症を患い、人格を喪失し、苦痛に満ちた長患いの末に死を迎えることだ
結婚相談所運営、投資研究会、若者の経営支援等々ボランティア的な活動に時間を使うのはひとえに「死を迎える時に自分自身の生きて来た道に納得したいからだ」
癌細胞と雖も体内で自分自身が作り出した「異形の自分」であることに変わりない
その時は納得して受容するしかないのだと思う
石名誉教授の受け止め方を心から見習いたい。敬意を表したい!