短命に終わった横綱 稀勢の里
現在は名門二所ノ関部屋を承継している
この人は中卒で相撲の世界に飛び込んで最高位まで上り詰めた
平幕の時代、大関の時代、横綱の時代の全てで逃げる相撲を一切取らなかった
張り手も使わず白鳳のようなエルボーショットも使わず
受けて立つ、後の先と言われる伝統的な横綱相撲に徹していた
結果としてケガもあり短命横綱に終わったが、引退後は有力大学の大学院で学び指導者の道、そして改めて相撲の道を究めようとしている
今自らの部屋を出身地の茨城県に開いたと報じられている
人柄がよく学び続ける姿勢からは必ず良い弟子が育つことだろう
新聞記事で知る彼の構想があまりに立派なことに驚く
70代にしてこの若い青年に学ぶことは多々ある
私自身も改めて志を高く持ちたい!