先日もこのコラムで書いたことではあるが
経営再建中の名門レナウンがスポンサーが見つからず、已む無くブランドごとに売却をするという
一部は既に実行されたようだ
民事再生法の精神である再生というより殆ど破産処理に近い
私自身も30代~50歳に好んで着たアクア・スキュータムのブランドも含まれる
私が社会に出た頃は最大、最良の輝くアパレル企業だった
自己資本比率が極めて高く財務面でも盤石だった
後継者選びが恣意的になり凡庸な経営者が続いた結果と側聞する
本来は環境激変の中でも十分生き残る可能性を持った会社だったはずだ
魚は頭から腐ると言うが、トップの出来が悪いと社員や顧客が迷惑を蒙る
信頼して働いてきた社員の方たちはやりきれない心情だろう
同情を禁じ得ない!