見苦しい会見!

昨日日本郵政の経営者の記者会見があり

CEOがようやく不正営業問題に関する自身の責任について触れていた

事後対応に当たるのは当然だが、これだけの規模の問題を引き起こしていながら

何回「現場から報告が上がってこなかった」とエクスキューズを言ったことか

極めて広い範囲の顧客に迷惑をかけている事実はかなり早い段階から分かっていた筈だ

何年にも亘り商品知識のない老人に保険等の騙し売りを続けていたという

私たちの国では伝統的に大切にしていたエリートが身に備えるべき潔さ、真の責任感は失われてしまったようだ

ノブレス・オブリージュはもはや死語になったのだろうか?

先日他界した元米国連銀総裁のポール・ボルカー氏の高潔さとは比較にならない

怒りを感じる、情けないことだ!