サウジで原油関連施設が攻撃され、世界の原油供給量の6%が絶突然絶たれた
故堺屋太一氏が小説に使用した「油断!」を思い出す
今のところ正確な情報の発表はないが、恐らく無人飛行物体が爆弾のようなものを投下したものと思われる
私は常々ドローンの前向きの可能性より、その固有のリスクに注目している
ドローン、無人機が搭載能力を上げれば様々なインフラが攻撃される可能性が高まる
今回はサウジの石油関連施設であり、サウジの財政に大打撃を与え、ガソリンを含む原油由来商品の価格上昇は世界の企業、消費者に深刻な打撃を与える
日本国内に意識を巡らせてみたい
各地にある原子力発電所が攻撃されればどうなるのだろう?
水力発電所のダムを破壊されたらどうなるのだろう?
上水道の貯水池に猛毒の薬品を撒かれたらどうなるのだろう?
発電所、変電所からの送電線を根元で切断されたらどうなるのだろう?
考えれば無人の飛行物体は「貧者の核爆弾」になると思う
日本海くらいいとも簡単に越えるだろう
今回の件は中東という局地の地政学リスクというより、もっと大きなリスクの顕現と思うべきではないのだろうか?
深刻なリスクが世界のあちこちで進行しているように思う
心配だ!