堺屋太一氏 慧眼の人

作家の堺屋太一氏が亡くなられたことが報じられている

私達の世代を「団塊の世代」と名付けた人だ

オイルショックをモチーフにした小説で正に「油断」と言う言葉を充てられた

氏の将来予見力、想像力には驚かされた

晩年は人口減少が日本最大の問題と喝破されていた

氏の2年前の文章を紹介したい

「人口減少こそは、2020年代の日本が直面する最大にして喫緊の重要問題である。人口が減少することは、あらゆる産業が不活発になり、規模が縮小するだけではない。不動産は無価値になり、結婚は難しくなり、お祭りやイベントも維持できず、慰め合う相手もいなくなることである。2020年代の10年間でストーンと620万人が減る等々」

政治、官僚の無策を嘆いておられた。

又一人、人口減少抑止に影響力ある慧眼の人を失った。

残念至極に思う

今日も2件のお見合いがある。

無力感に苛まれながら、私は私に出来ることをやるしかない!