朝「猫の額農園」の戸を開けて暫くしたら

母猫が久しぶりに顔を見せていた

息子や他の獰猛な野良の襲撃を度々受けたからか

あんなにうるさかった鳴き声も出さず静かにこちらを見ていた

手元にあった食べ物の残りを出したら勢いよく口にしていた

あまり食べ物にありついていなかったのかもしれない

食後は声も出さずに静かに去って行った

とにかく生きていて良かった

今年も黄水仙が遅れて咲いた

株数が増えないので何年経っても2輪～3輪以上にならない

白色だけの水仙よりも美しい

この花が咲くと本物の春が来る

次は待ち遠しい牡丹が咲く

新緑から深緑の春へ季節は移る

大型の野良に襲撃されて以来母猫が顔を見せない

どこかでちゃんと食事にありついていれば良いのだが

あちこちの家で息子猫やあの大型猫に襲われているのではないだろうか？

次々と居場所を追われているのだろう

顔を見せたら大事にしてやろう

どこかの軒先で生きていることを強く願う！