自分で全て決められるのが良いとは限らない コロンビア大学盲目の女性教授

今朝の日経記事より

「選択の科学」で一躍有名になったニューヨークのコロンビア大学

インド系盲目の女性教授シーナ・アイエンガ―氏の言

「自分で全て決められるのが良いとは限らない」「個人の自由が限られる権威的な社会では自殺率が低い」と云う

私も常々、自由に伴う自己責任の概念が不遇の人々を追い詰めると思う

教授は著書の中でインドにおける見合い結婚と恋愛結婚についても書いておられる

インドでは現在でも概ね5割が見合い結婚だが、恋愛結婚の離婚率が5割程度に達するのに比べて見合い結婚の離婚率は10%程度とのこと

又愛情のピークは恋愛結婚の場合は結婚時点に来るのに比べて、見合い結婚は数年以上後に訪れるとも言っている

私のサロンに於ける婚約を見ても、見合い結婚の場合「歩み寄りながら、話し合いながら」家庭を形作って行く傾向が見て取れる

見合い結婚の場合親や、相談所の人物と相談しながら意思決定することが多く、結果として安定性の高い結婚になるのだろうと思う

今回婚約退会された方のケースも正にそのように見受ける

心から安心して見ることのできるサロンの卒業だった