新刊本「貧困世代」 → 「下流老人」

昨年よく売れた「下流老人」の著者が新しい本を出版した

タイトルは「貧困世代」という

非正規雇用で低所得に喘ぐ若者、奨学金の返済に苦しむ若者

ブラックバイトでもがく学生等々

確かに年間を通じて新聞、テレビで目にする内容だ

高校、大学卒業をしても良い仕事に就けないとこのような日々をおくることになるのだろうか?もはや当人たちの努力では抜け出せないのだろうか?

当然のことながら結婚などとても出来ないだろう

社会にゆとりがなくなり、もがく人々を見ても手を差し伸べることがし難い状況だとは思う

人生が「Bad start bad finish」になっているように見える

互いに手を差し伸べる社会の再構築はもう出来ないのだろうか?

このようなタイトルの出版物が続くこと自体残念でならない!

 

結婚詐欺の増加 要注意

先日MBSのテレビニュースで「結婚詐欺が増加傾向」と伝えていた

背景にはお見合いパーティーの急増もあるのだろうと思う

セクハラ、パワハラ回避の観点から、社内恋愛が難しくなり

お見合いパーティーが婚活の場として急激に増加している

仙台では50歳の男性が16人の女性から1億5千万円以上を詐取、偽名を使い職業も偽っていたとのこと

千葉では52歳の結婚相談所主催者女性と51歳の既婚会員女性が共謀してお見合いパーティーで出会った66歳の男性から34百万円を詐取と伝えられていた

結婚相談所の正式会員であれば本人証明も、独身証明も出しているから安全なのだがパーティー参加者には特に要求していないと思う

大阪でも毎月1500件程度のパーティー開かれている

参加するのであれば相手を見抜く鑑識眼の涵養必要と思う

本当に結婚が難しくなってきたと思う

祈願 

201603131710

先週末は会員さんと食事をした

とても良さそうなお相手との交際が不調に終わったことから

少し話をお聴きすることで気持ちが和らぐことを期待して

行き付けの寿司名店「丸十」のすぐ近く法善寺の釣り提灯

食事の前に次の成功を祈願した!

禁断の恋??? 久しぶりに聞いた言葉!

昨日友人と話をしていた時に聴いた言葉

「禁断の恋」???

身分差別があった時代に下流階層の男性が

上流階層のお嬢様に命がけで恋をするようなケースを想起する言葉だと思うが

昨日の話は代々お寺の家系に生まれた男性が

誰もが知る超有名な神社のお嬢様と交際しているとのこと(笑)

これも禁断なのだろうか???

因みに男性はM&A等の高度な経済案件に対応できる極めて優秀な弁護士

「セレブの恋」といった方が適切と思うのだが

如何だろう?

64歳の結婚 桃井かおりさん

数日前のテレビ番組「さわこの朝」

女優の桃井かおりさんが出演

64歳で幼馴染と結婚したことを話しておられた

若いころはアンニュイな雰囲気を醸していたが

実際は突っ張っていたとのこと

私から見ても今の方が若かった頃よりずっと自然に見える

こんなに遅れた幸せもあるのだと思った

羨ましくも微笑ましい表情だった

66歳の私にもどこかで可能性が生まれるかもしれない(笑)!

 

幸せな死 自宅で家族に看取られて

今朝のNHKテレビで一人の男性の死と家族の姿を伝えていた

がんの末期を自宅で過ごし家族に看取られながら旅立って行かれた

優れた医師の指導の下で在宅の治療を続けながら

同時に本人及び家族に死の受け止め方を説明

最期は眠るように息を引き取られた

取材に対して夫人は涙を浮かべながらも「主人の希望通りの終わり方を実現できた」と満足して答えておられた

私の持論なのだが人はこのような死を迎えるために結婚し、家族を持つのだろうと思う

結婚をコストパフォーマンスで考える人々には今は判らないと思うが

その人たちが死を迎える時期になれば気付くのではないだろうか?

私はサロン見学に来る方々に結婚の意義として、このことも併せて説明している

大切な視点ではないだろうか?