今年も周期性を見せた銘柄 ツヴァイ社

2年前に銘柄検討で取り上げたツヴァイ社

結婚相談所の老舗でイオン系企業

年間一回2月一株当たり30円配当で、利回りは4%弱

今年も絵に描いたように権利落ち日直前の2月23日に向けて上昇し

翌24日に急落した

理論的には配当額通り30円の下落が妥当だが

実際には77円、約9%もの下落になった

配当取りを狙って買いに来る素人投資家に

玄人投資家が売りつけて逃げたことが読み取れる

来年も又同じことが起こるのだろうと思う

投資に向かない 複合巨大企業

東芝が苦しんでいる

昨年の不適切経理による大赤字に続き

今年は米国の原発関連事業で巨額損失

東芝の陰に隠れているが三菱重工も似たような状況か?

期待されたジェット機MRJの度重なる発売延期

受注した豪華客船の火事や納入延期等々

人材の多い名門企業でも複合業務マネジメントするのは難しいのではないだろうか?

個人投資家の投資対象には不適と考えたい!

更に高級ホテルが続々 関西大丈夫?

高級ホテル、高層ホテル建設の記事が毎週出る

海外からの来訪客が貯蔵しているとはいえ

過剰設備にはならないのだろうか?

バブル時のゴルフ場建設に似てきたように思う

松竹が京都の自社ビルを建て替えて一部を滞在型ホテルに

オービックが御堂筋沿いに252室

経営が破綻しかけたゴルフ場の再建に7年をかけた経験からは

高級ホテルバブルのように映るのだが?

新大統領 投資家の不安

30年前に為替ディーラーとしてNYで働いた

相場の変動に一喜一憂し恐怖感と昂揚感で眠れない日々を過ごした

僅か3年間だったもののNY市民としてアメリカを見つめ

その後も米国を見続け、投資家としてUSリートにも永年投資している

今週末の投資研究会の資料に付けた今年の地政学リスク一覧で

「最大のリスクはトランプリスクだろう。突然の辞任、閣僚の相次ぐ辞任、暗殺」を挙げた

米国の中流層、就中白人層が怒っていることは判っていた

然しながら本当に最低の人物を大統領に選んだものと心から失望している

これからの4年間外交、安全保障、経済でどれほどの不安感を我々は感じなければいけないのだろう?

情けない!

総合職3500人削減 AI、インターネットの仕事になる?

目立たない記事を見た

最大手金融機関の社長が「今後10年で総合職を3500人削減する」と言っておられる

私はもう少し早く、もう少し多数の人員削減になるものと思う

私は67歳の老人だが通常の入出金、振込み、投資信託の売買等

ほぼ全ての取引をPC経由のインターネットで処している

生活に必要な現金は月に一回ATMで引き出している

銀行の方々に依頼することは年末に一枚紙のカレンダーを頂くことくらいか(笑)

全産業で働く人たちはこのメガトレンドには十分注意し、備えるべきだと思う

新しく生まれる仕事を見出せば人生は劇的に面白くなるだろう!

 

「申酉騒ぐ申年が終わる」 15年続いた投資研究会

今年の最後182回目の投資研究会を先週終えた

何時の間にか15年を超える長生きの勉強会になってしまった

参加者の投資成果も確実に改善しているように聞こえてくる

新年も騒がしい年になることと思う

基本的には

「10年保有を前提の長期投資」とし

「押し目を買い、吹き値を売る」戦術で臨みたい

プロになんか負けない!

 

トランプ大統領 政治専門家 識者 相場のプロ 全員見誤る

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どうしてこれだけ広範囲な予想ミスが起こるのか?

ワシントンポスト、ニューヨークタイムズ、ウォールストリートジャーナル

全ての有力紙が見誤った

そして東京株式市場は大幅下落、為替は大幅円高

当日の米国市場は株価の大幅高、大幅円安

専門家と言う人々の見誤りはどうしてこうも大きいのか?

本当に不思議だ!

株式投資研究会が15年

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毎月一回私自身が資料を作成し

食事を兼ねて続けてきた淀屋橋投資研究会

昨日の例会で15年になってしまった

100人がやれば100人全員が損をすると言われる株式投資

私の場合は利益を積み重ねることが出来た

毎月10ページの資料作成は辛くもあるが

お蔭で良い勉強になったのだろうと思う

何時まで続くのだろうか?

 

 

株式投資も「流行は追わない」

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株式投資研究会が今月末で15年になる

毎月一回の為に10枚程度の資料をつくり続けて180回

近年強く思うようになったのは

「時々の流行を追わず」「自分の型、流儀にかなった投資に集中する」ということ

書店やネット上には時々に様々な銘柄の推奨や、投資手法の紹介が溢れる

私の場合

「割安株」「業績不振からの回復基調銘柄」「中小型株」等に絞るようにしている

自らの型を作るにも10年以上を要したように思うが

流行を追わず自分の投資手法に徹する方が負けにくいことは実証できつつある

写真はパリ勤務時にシャンゼリゼ通りの時計店で買ったセイコーの腕時計

もう20年以上になる

出来ればなくすことなく死ぬまで使い続けよう!

 

混迷の株式市場 学習の時期

今年は本当に判らない相場が続く

外部要因は不安要因だらけ

米国の大統領選と両候補の内向きの政策

英国のEU離脱交渉の不透明さと経済へのダメージ

中国経済の減速と権力闘争の激化に続く強権外交の拡大

然しながら

日銀の買い6兆円、自社株買い5~6兆円、NISAの買い3兆円

外人投資家の売りを吸収するに十分な巨額

学習の季節だ

銘柄研究に時間をかけて少しづつ銘柄を入れ替えよう!