変化?

少子化が加速している

2000年には年間出生数が120万人あった

それが15年かけて2015年に100万人に減った

年率で言えば1%強の減少速度だった

それが昨年とうとう80万人を割った

7年で20万人の減少であり年率で見れば4%弱の速度になった

幾らかはコロナの影響はあるが既に長い趨勢が加速したものと思える

コロナ規制が全廃されたがそれで結婚や出産が増えるかどうかはかなり疑問だ

コロナによる活動規制や国民自身による自粛、そして長く続いた感染リスクへの不安感が人々の心境に変化をもたらしたように思う

いつの間にか人と接することを控えようとの考えが身についてしまったのではないだろうか?

今でも電車の中を見ると9割の人はマスクを着用している

感染への不安感が相当色濃く残っているのだろうと思う

人が人に会わなければ結婚はないし勿論普通の出産もあり得ない

政府の少子化対策はこの点で殆ど的を外しているように見える

予算の議論の前に人と人が積極的に会うような雰囲気を醸成することと結婚の支援を本格議論をすべきと思う

専門家の間では巨額を投じても現下の少子化対策では子供は増えないとの見方が大半だ

私の手計算でも2025年~2026年には出生数は70万人を割り、その後さらに60万人、50万人と急減少するだろう

この件については政治の劣化が本当に甚だしい

何時になったら政治家の間に真の危機感は生まれるのだろうか?

この国難に真正面から立ち向かう政治家が出るのは何時頃だろうか?

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投稿者: マリアージュサロン三和

1949年 熊本県 玉名市 生まれ 玉名高校 長崎大学 卒 旧三和銀行 大阪、シンガポール、ニューヨーク、京都、パリ勤務 ゴルフ場社長 上場企業 独立取締役 兼 監査役 その他2社顧問