言葉をもてあそぶ?

昨日は岸奪首相が国会の所信表明演説で少子化対策を最重要課題とし

政策の中心となる主な3本柱について説明していた

人口減少及びその主因の少子化が日本最大の問題であるとの認識を拡げるには良い内容だった

但し、これから6月頃に出て来る具体策や財源の問題を見極めないと信頼するわけには行かない

約20年前の小泉時代にも同様の認識はあった

その後少子化担当大臣のポストも新設された

しかしながら出生数は減り続けており、政策のどこに問題があったかの点検もされない

今回の演説も言葉をもてあそんでいるかの感をぬぐえない

大きな予算を付けて政策を発動するのであれば来年以降は具体的な出生数目標をを掲げるべきではないだろうか?

そして各年が終われば目標の達成度合いを確認し未達であればその要因を探り翌年の政策に活かす

普通のEbidence based policy makingとすべきではないだろうか?

ここまで深刻化した人口減少問題を決して言葉遊びのようなものにしてはならない!

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投稿者: マリアージュサロン三和

1949年 熊本県 玉名市 生まれ 玉名高校 長崎大学 卒 旧三和銀行 大阪、シンガポール、ニューヨーク、京都、パリ勤務 ゴルフ場社長 上場企業 独立取締役 兼 監査役 その他2社顧問