笑えない 笑い話?

ある経済雑誌の巻頭に掲載されていた笑い話的な話が笑えない

日本企業が外国人を採用する時「高い日本語力」を求めると言う

それが障害になってなかなか良い人材が取れないとのこと

理由は単純で日本人社員の英語力が高くないからだ

ある調査会社によると日本人の英語力は英語を母語としない世界112か国で78位。順位は毎年下がりアジア・中東でも香港、韓国、中国、ベトナムより低く15位とのこと

米国で企業を経営する日本社長の話が面白い

彼が100人以上の社員の人事考課を行ったところ管理職以上では、日本人は全く使えないが、現場では日本人が圧倒的に優秀だった

その会社の米国人管理職は「現場の日本人は決まったことを完ぺきにこなす。その生産性は3倍近く、低賃金もいとわない。単純作業なら英語力は要らない。」という

一番賃金の低い単純作業をやらせるには日本人は最高かもしれない

ブラック・ジョークとしてみれば面白いのだが、心から笑えるものでもない

様々な指標で日本及び日本人の能力の相対比較劣後が進行している

平均所得も数年前にお隣の韓国や台湾に抜かれ、シンガポールの背中は遠くなるばかり

この潮流はもう諦めるしかないのだろうか(笑)?

テニス倶楽部近くの桃畑

綺麗に枝打ちされた木々に小さな花芽が膨らんでいた

春はもうすぐだ!

投稿者: マリアージュサロン三和

1949年 熊本県 玉名市 生まれ 玉名高校 長崎大学 卒 旧三和銀行 大阪、シンガポール、ニューヨーク、京都、パリ勤務 ゴルフ場社長 上場企業 独立取締役 兼 監査役 その他2社顧問