中央政府 vs 地方政府 亀裂?

新型肺炎の拡散が続いている

先週だったと思うが、共産党寄りの新聞が今回の発生源地方政府の対応の稚拙さを糾弾していた

珍しいケースであり、早々と被害拡大時の「責任押し付け、トカゲの尻尾切り」に備えたのかと受け止めていた

ネット上では地方政府の公表が遅れたこと、初期対応の拙さを糾弾する言論が溢れていた

いつもであれば共産党批判の記事は削除されるのがこの国の普通だが、不思議なほど放置されていたように見えた

ところが、昨日、地方政府のトップがのTVのインタビューに応じ「中央政府の許可がなければ重大問題は何も発表できない事情を分かって欲しい」と答えていた

政治生命を抹殺されるくらいなら、中央政府の責任を問うとの意志の表れだろう

中央政府の強権政治に対しストレートに不満をぶつけたとも見える

水面下にあると思われる亀裂が今回の件で明らかに見えたようだ

極端な強権政治が長続きすることはないと思う

現体制下で失脚させられた官僚は数十万~数百万はいるだろう

恨みつらみが信じられない規模で積もっていることは想像に難くない

どうなって行くのだろう、この異形の帝国は?

投稿者: マリアージュサロン三和

1949年 熊本県 玉名市 生まれ 玉名高校 長崎大学 卒 旧三和銀行 大阪、シンガポール、ニューヨーク、京都、パリ勤務 ゴルフ場社長 上場企業 独立取締役 兼 監査役 その他2社顧問