老後生活に不足する資金20百万円問題が野党によって炎上させられ、本来自助努力で備えるべき手法等の議論が消えてしまった
その間WPPと言う面白い表現を見た
某大学教授が唱えておられるとのことだが
Work longer 出来るだけ永く働いて蓄えを増やす
Private pension 自助努力で公的年金を補完する私的年金を用意する
Public pension 公的年金(国民年金、厚生年金、共済年金等)~最低限の生活保障であり、「安心の老後」「ゆとりある老後」にはならない
の頭文字をとって WPP と仰っているようだ
今回は野党の低次元の論点すり替え Vs 与党の腰砕けの議論回避策 の情けない国会論戦に終始したが
20代~40代の世代に自助努力の必要性を認識させることになったという点では
レポートを作成した金融庁の意図は達成できたとも言える
「年金だけで安心して暮らせないとは政府は無責任だ」と野党の女性代議士が叫んでいたが
真面目な若い人ほど年金だけで暮らせるなんて思っていないだろう
これを機に若い世代のコツコツ積み立て投資が更に増えることになればベストだ
私の年金受給実感から言えば 「年金だけなら飢え死にしない程度レベル」 だ