元外務省官僚、元首相補佐官の外交評論家岡本行夫氏がコロナウイルスの犠牲になった
日曜日の朝の番組でよく見かけた
橋本首相時代に補佐官として粘り強く沖縄基地問題に取り組み地元の信頼を得たことで知られている
小泉時代にもイラクの復興に身を粉にして尽力されたと聴く
防衛問題についてもぶれないスタンスで発言を続けておられた
政権におもねることなく、左寄りの人気取り政治家に押されることも一切なく
「自国の防衛は自国の力で」との自説を述べておられた
安全な外交官という職業を捨てたのも政界や官界の影響を受けずに信念を貫くためだったのではないかと想像する
風貌や声のトーンは先年亡くなった俳優の高倉健にそっくりだった
画面で見るといつも「今日は高倉健は何を言うのだろう?」と期待して見ていた(笑)
憂国の士を失い、もう正論を聴けないのが残念でならない
胸が震える、胸が痛む
合掌!